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年賀状がツライ…不妊あるある

あかちゃん招き猫
あかちゃん招き猫

私にも不妊の経験がありますが、お正月は年賀状が辛い。


赤ちゃんの写真がきつい。

毎年、毎年、家族が増えてる写真入り年賀状をもらうのがきつい…

そんな「あるある」を以前にブログに書きました。

(前略)

年賀状の家族写真に腹立たしく思ったり。


不妊で悩んでいる時は、いろんな場面で傷つきます。

相手の態度に腹が立ちます。


その怒りはどこから来るのか?


多くの場合、怒りの下には、期待や悲しみ、不安などがひそんでいます。


「この人は私を理解してくれていると思っていたのに」という期待。


「寄り添ってほしいのに、分かってもらえないんだなぁ」という悲しみ。


「授からないかもしれないって私がいちばん気にしてるのに」という不安。


(中略)


だからって卑屈にならずに行くんです。


「誰も私のこと分かってくれない!」って卑屈にならずに。


だって、分からないんだから。


けど、この経験には必ず学びがあります。


優しさ、思いやり、感謝など、得られる学びがあります。

そっちの方を大切に。


そんな妊活ができるといいですよね。


このブログでは、大事なポイントが2つあります。
  1. 怒りの下には、期待や悲しみ、不安などがひそんでいる
  2. これらの感情は「ニーズ」という依存の態度だということ

ひとつずつ説明しますね。

怒りの下には別の感情がひそんでいる

怒りはものすごくストレートな、分かりやすい表現です。

ですが、強く、破壊的で攻撃的な表現なので、関係を壊しかねない場合も。

(これを回避するために、アンガーマネージメントなども流行りましたよね)

怒りの下には「悲しみ」「期待」「喪失感」「罪悪感」「失望」などの感情があります。

怒りは二次感情なので、その下にあるこれらの感情に気づくことが大切です。

感情に気づくのが、難しい人がいます。

私は「怒り」は出しやすいタイプですが、その下の感情に、ずいぶん長い間フタをして生きてきました。

だから感情を感じることが実は苦手だったと、やっとこの頃気がついたところです。

自分を守るために、こうして生きてきたのですが、怒りの下の気持ちを、人生での長い時間、放置してきました。

感情は気がついたら、ただ、感じるしかありません。

感じきると、その感情は「成仏」します。

アタマで考えずに。

ただただ感じる、それだけでOK。

「ニーズ」という依存の態度

先の引用でも書いていた

 

「この人は私を理解してくれていると思っていたのに」という期待。


「寄り添ってほしいのに、分かってもらえないんだなぁ」という悲しみ。


「授からないかもしれないって私がいちばん気にしてるのに」という不安。

これ、すべて「私のことを分かってよ!」「私を愛してよ!」「私をもっと大事に扱ってよ!」というニーズの感情なのです。

ニーズって、おさなごの感情です。

小さい子供がお母さんに求めて、でもそれに応じてもらえなかったら拗ねたり、ダダをこねる、あの幼子の感情です。

これは魂の成長過程で見ると、依存の態度になります。

依存というと、「薬物依存」とか「買い物依存」「セックス依存」とか。

悪いイメージを抱きがちですが、これらも「私のこと分かってよ!」「私を愛してよ」「私をもっと大事に扱ってよ」という

幼少期に満たされていない感情が根っこにあるのです。

赤ちゃんの写真入りの年賀状が来て、

私が不妊で悩んでるっていうのに…

何の気遣いもなく年賀状を送ってくる人への

「私のこと、分かってよ!」という思い…

年賀状も、赤ちゃんの写真も、それを送ってきた人も、そのことで傷つく人も、

みんな無実。

ただ、やることは「私のことを分かってよ!」「私を愛してよ!」「私をもっと大事に扱ってよ!」という幼少期に置き去りにしてきたニーズの感情を感じてあげる。

それだけなんです。