助産師の仕事が大好きで、ずっと働いてきました。

20代前半は、当時、日本一出産数が多い総合病院に勤務。お産の介助と新生児看護の経験を積みました。

20代半ばからは、助産院勤務、自宅出産のサポート、保健センターのマタニティクラス講師や産後の母子訪問など、女性とそのご家族をサポートする様々な場面でお仕事をしました。

プライベートでは29歳で結婚。

それまでたくさんの赤ちゃんに触れていたので、「結婚したらすぐに子どもを授かるもの」と思い込んでいました。

が、なかなか授からず…

でも「できるだけ医療介入をしない自然な形で、私も赤ちゃんを授かりたい」

助産院や自宅出産の場面で、たくさんの自然なお産に立ち会ってきたので、女性の心身に備わる自然に授かり、育み、産む力、そして学んで変化する力、その恩恵を家族にもたらす力が私にもあることを信じました。

そして、自然を願って「放置」するのではなく、赤ちゃんを授かるためにできることを探し、ホメオパシー、整体、気功、アロマテラピー、食養生、心理学などを学びました。

授かるため、そして赤ちゃんが産まれて幸せな家族をつくっていくために必要なことは、西洋医学以外の分野にたくさんあると確信して、取り組んだ結果、34歳で自然妊娠。

超安産で「楽しかった〜!」と思う出産、そして「これならあと3人育てられる!」と思う子育てのスタートができたのです。

その後、子供が小学校に入学したことを機に起業。

不妊の5年間で学んだことから得た体と心を見る視点、パートナーシップや価値観を元に、病院では教えてくれないこと、整えられないことを伝え、妊娠に導き、出産と子育てへ向かうサポートをしました。

2015年から6年間で350件の不妊相談を受け、共通点が見えてきました。

  • 中高生の頃から生理の不調(生理痛がひどい、生理不順、量が多い、薬を飲まないと生理が来ないなど)がある
  • 20代から子宮卵巣の不調(子宮筋腫、卵巣が腫れるなど)がある
  • 自分が育った家庭での親子関係、家族関係が良くない
  • 子供がほしいと思いながらも、夫婦関係に心の距離がある
  • パートナーとの性生活を楽しめていない
  • 性や自分の体にポジティブな印象を持てない
  • 性で嫌な体験がある

これらを改善できたら、不妊で悩む人を減らすことができるのではないか?

また予防もできるのではないか?

もっと自分の体に関心やポジティブな思いを持ってほしい。

と思っていた矢先に出会ったのがデリケートゾーンケアでした。

 

デリケートゾーンケアをすると次のような働き、変化があるといわれています。

・お肌の調子がよくなる

・お顔のリフトアップ

・元気、やる気アップ

・子宮、卵巣疾患の改善

・生理の不調の改善

・冷え性の改善

・免疫力アップ

・尿もれの改善

・便秘解消

・出産準備ができる

・産後の性交痛が軽減

・濡れやすくなる

・感度が上がる

・体調の変化に早く気づく

・自分にもっと関心がわく

・自分に自信が持てる

・解放感を感じられる

 

自分の体に触れることに、誰かの許可はいりません。

「デリケートゾーンって、とても大切な場所」と、みんな思っているはず。

でも学校でも家庭でも教わってこなかったから、お手入れの仕方や触れ方を「よく知らないだけ」なのです。

「よく分からない場所」と見ないふり、知らないふりをせずに。

自分の体の一部だと認識して、ほったらかしにせずに、もっと自分のデリケートゾーンについて学んで、知ってほしい。

洗うことなど、お手入れの方法を知ってほしい。

子供世代にもケアすることの大切さを伝えてほしい。

触れてほしい。なでて、心地よさを知ってほしい。

それをパートナーに伝えて、体も心も、信頼して溶け合ってほしい。

 

そのような想いで、女性の体と心、対人関係をサポートするサロンを、南大阪でオープンしました。


林祐子 プロフィール】

平成8年に看護師免許、平成9年に助産師免許を取得。

・新生児蘇生法「専門」コース認定 取得

・クリニカルラダー レベルⅢ認証助産師

 

病院、助産院勤務や自宅出産介助、保健センターの母親教室の講師、不妊にまつわる電話相談などに携わり27年になります。


視野を広げるため、ホメオパシーや気功などの代替医療や食、心理学、シュタイナー教育なども学び、女性とその家族が、より健康的に過ごせるよう、いろいろな角度からサポートしていきたいと考えています。


また私自身が結婚5年目に子どもを授かる体験をしています。

 

この時に学んだことを自分に試した体験、そして仕事上の経験を元に、

不妊でお悩みの方をサポートする

こうのとり倶楽部 を2015年にスタートしました。