吸いやすい乳首と吸いにくい乳首がある

生後1ヵ月のママさんです。


赤ちゃんがうまくおっぱいを吸ってくれなくて授乳に時間がかかって困っている。

それで母乳ケアを受けたいというご相談でした。

おっぱいを見せてもらいましたが、正直なところ、この方の母乳育児がここから良い方向に行くには、相当な努力がいるなという状態でした。


なぜなら、赤ちゃんが吸いにくい乳首の形をしていたからです。


吸いにくい乳首の形、吸いやすい乳首の形って、あるんです。


おっぱい全体の大きさや、分泌量とは、あまり関係がありません。

(ただし、乳首が吸いやすい形をしていると、分泌量が増えやすい、乳腺炎などのトラブルが起こりにくい、ということはあります)



初めて妊娠、出産をする人は、赤ちゃんが生まれたら簡単におっぱいをあげられるものと思っているものです。


でも、赤ちゃんもママも、なにしろ初めてのことだから、慣れもいるし、軌道に乗るまで34週間ほどかかることも多いです。


赤ちゃんが満足するぐらいたっぷり母乳が出て、何もトラブルがなくやっていけるというよりは、少しずつ、だんだん、赤ちゃんとママが、お互いに慣れていく、そんなイメージです。


だからこそ、妊娠中からのケア、お手入れがかなり大切なのです。


妊娠中の10ヵ月をかけてだんだん、だんだん、赤ちゃんが吸いやすい、柔らかい形にしていくのです。



体験していないことは想像がつきにくいものです。


「なにを相談したらいいか分からない、でも、なんとなく心配」ということもあります。


「こんな小さいこと、相談していいのかな」と言われることもあります。


そういった些細なことを相談してもらうために専門家、私たち助産師がいます


だからどんどん活用してほしいです。


何を聴いたらいいかわからない、こんな些細なことを聞いて答えてもらえるだろうか


大丈夫!


まずは助産師に会いに来てください


あなたの妊娠、出産、子育てのことを、一緒に考えていきたいと思っています。