今日は月経周期の何日目か?
つまり、排卵日はいつか?ということ。
今日は月に一度の妊娠のチャンスだ!と思うと
「あなた、今日やで」と熱いメッセージを送ります。
(妊活カップルのコミュニケーションを助けるLINEスタンプもありますね)
これを受け取った夫は、やる気満々!
にはならず…
どうも、ゲンナリするようです。
排卵日EDなんていう言葉も。
排卵日を狙うべからず
勃つのに必要な条件、まずはリラックスです。
リラックスをすると血行が良くなり、ホルモン分泌も良くなります。
それがベースにあるから、性的に興奮するゆとりが心身に生まれ、結果、勃つわけです。
妻が思ってるより、どうやら夫は繊細らしい。
妻は「この排卵日を逃したら来月までチャンスがないのに!」って焦ります。
風邪ひいて、セックスできないなんて、あり得へん!
飲んで帰ってきたなんて何事か!
妻からしたら、そんな勢いです。
でも夫にとっては、その切迫感がプレッシャーになって、精神的にきついこともあるようです。
そんな夫の気持ちに、妻は少し目を向ける必要がありそうです。
あんまり、あからさまに「今日やで」って呪いをかけないこと。
それと排卵日以外もセックスを楽しむことです。
排卵日だからセックスするのではなく、セックスをする日常の中に排卵日があった。
本当はそれが理想的です。
妻のあるある
妻が複数集まると、よくあるのが愚痴、不満。
夫への不満をおかずにしてコーヒー&スイーツを食す。
はたから見ると、とても穏やかで、子育てにも協力的な人じゃないか。
まぁ、でも家庭内のこと、それはそれでいろいろあるだろうけど。
にしても…
けちょんけちょんに言い過ぎやな。
とか。
そんなキチキチ、イライラ、監視員みたい。
わぉ、ご主人も大変やなぁ(汗)
とか。
ふとそんな時に頭に思い浮かんだ言葉。
果たして帰宅した夫はこの妻を抱きたいと思うのだろうか?
他にも、たとえば
いっつもイライラしてないかな?
文句ばっかり、堂々巡りな話を延々としてないかな?
子育てにかかりっきりで、夫が放ったらかし、なんてことは?
自分のパンツを夫に干させてませんか?
お風呂上がりに裸でウロウロしてませんか?
ベージュのパンツや、ユ〇クロのブラカップ付きキャミソールばっかり、つけてないかな?
ボーダーのスウェット上下をパジャマにしてないかな?
(ちなみにパジャマは前開きボタンを推奨)
脱いだ下着がびろーーんと放置されてませんか?
出産を理由に10キロぐらい太ってませんか?
太ったまま、次の子を妊娠してませんか?
夫の「お母さん」になってないかな?
仕事で帰ってきた夫がほっとできるような時間や空間をつくれているかな?
夫はタネウマではないよ!
イベントで、紆余曲折を経てデリヘル嬢になった人に出会った。
彼女が言っていた。
「お客さんはセックスレスの人ばっかり。
不妊治療をしてる人も多いよ」と。
社会ってこうやって回ってるんだと知った時、ちょっと女神に見えた。
この女神はお客さんの前でイライラなんてしないだろう。
ベージュのヨレヨレのパンツなんてはいてないだろう。
AVではないリアルの中にも、男性がファンタジーにふけることができるバーチャルの世界があった。
これでは妻は敵う由もない。。。
妻ではいけないと言われるの、無理もないなと思った。
不妊治療はまず、排卵日を狙ってセックスするタイミング法からスタートすることが多い。
それで授からなければ、マスターベーションで採った精子を排卵日に子宮に注入する人工授精を試みる。
病院から渡される容器に、朝、採ってもらう。
それを大切に大切に、妻は病院へ持参する。
人工授精以降の治療はすべて用手的に精子を採取するので、この容器に採ってもらえるなら、子どもを切望する妻からしたらセックスする用事は、なくなってしまう。
治療上、必要があって「この期間は避妊をしてください」と言われる時期もある。
そうして、治療が深まれば深まるほど、子どもを授かる行為から離れていくのが不妊の現実。
「もう、何年もしてないです、そういえば…」
「あー、確かに…回数は減りましたね…」
これは女性の言葉。
「容器に採るのは、別にイヤじゃないですよ」
一方で
「容器に採るの?すごく嫌だけど、妻の言うとおりやってたら機嫌がいいからね」
これは男性の言葉。
妻ではいけないと言う夫を作り出していないか。
いけてても、妻あるあるやっちゃってないか。
相手を責めるより、まずは自分から。
未来を変える。
私もこの記事を書いて、振り返りました。