若い人への想い

この夏は
若い女の子たちにたくさん出会いました。


助産師学生さんへの実習指導、
看護学生さんの外部施設への引率、
そして地元の映画塾に参加した時の
ボランティアの学生さん、
性教育プロジェクトに参加する学生さん。

出会っては、
ここで何をしたいの?
どうしてここにいるの?
みたいな話を、聞きまくっていました。

オバさんの熱さにちょっと引いたかもな笑い泣き


目的がはっきりしているのが、みんなの共通点。


彼女たちの倍ほど生きてきたワタシですが…

20歳頃のワタシって
こんなに一生懸命だったかな?
こんなにキラキラのつやつやだったかな?
と思うようなまぶしい女性たちでした。


彼女たちに
助産師をしていると話すと驚かれました。

不妊で悩む人の支援をしているというと
さらに驚かれました。


不妊って
若い世代の人たちには
自分ごとに思いにくい。

なぜなら
性的にアクティブな世代は
避妊に力を入れるから。

避妊をしてきて、してきて、
ある時、
結婚するなり、
子どもが欲しいと思うようになるなりして
避妊をやめた時に
自分が不妊だと分かる。

初めて「当事者」になる。


そういう私もそのパターン。

一人前の助産師になりたくて。

どこまで行けば一人前かは不明だけど
とにかく仕事して、勉強して。

20代後半になって結婚して。

最初の1年は、まあ、できなくてもいいか
ぐらいに思っていたけど
また1年過ぎて、いよいよ焦りだす。

それでも自分が不妊だという実感はなくて
いつかできると思っていた。


だから若い人に出会ったら
「あなたの月経って順調?」
「痛くて当たり前と思ってない?」
「薬を飲んで、痛みをごまかしてない?」
「カラダ、冷えてない?」
「将来、親になりたいと思う気持ちが少しでもあるなら、妊娠出産には適齢期があることを、頭のどっか片隅に置いといてほしい」などと

ついつい話してしまいます。


9月8日に大阪 本町で開催するイベントは
若い世代の人たちに
女性としての健康を
いまも未来も大事にしてほしいという願いで
開催します。


【日時】2018年9月8日(土)
              10時30分〜16時30分

【場所】愛日会館
              大阪  御堂筋線本町駅から徒歩5分

入場無料です。
たくさんの方に来ていただけますように。